商品価値の上げ方は2つしかない。多くの人が勘違いしている価値の上げ方

人や商品の価値の上げ方には2つの方法があります。

1つ目は、頑張ってクオリティを上げること。

クオリティがなければ価値が存在しないので単純な話です。ただし、クオリティを上げるのは労力がかかる上に、多少クオリティがあがったところで大きな結果に結びつくとは限りません。

重要なのは2つ目の価値の上げ方で、「売り場を選ぶ」を意識すると途端に価値が急上昇します。道端で水は安値でしか売れませんが、砂漠のど真ん中なら水は売れる、という有名な話と同じ原理です。

ただ、いざ実践の場になると売り場を選んで価値を上げることを忘れてしまう人が多く、クオリティを上げて満足してしまう人が多いのが罠ポイントですね。

水の話だとイマイチ実践の場でピンとこない人もいるので、そのときは興味関心の集まる場所がどこなのかを意識します。

テニスが上達する本(商品)を作ったとき、本屋さんで売るよりもテニススポーツ用品を取り扱っているお店で売ったほうが手にとってくれる割合が高くなります。テニスに興味関心のある人が集まるお店なので、非常に効率が良いです。

クオリティの高さは重要ですが、どこに売り出すか次第で、求められるクオリティは変化します。適切な売り場で価値を出す、というシンプルな話なのですが、前者のクオリティを上げることだけに注力してしまうことは往々にしてあるので、常にこの2つの価値の上げ方は頭に入れておくと損しません。

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