新築マンションを買うのは危険。新築マンションを買ってはいけない理由

いい物件を見て中古マンションを選んだ人と、新築でマンションを買った人とでは大きな差があります。

中古よりも新築のほうが良いと思うのが一般的ですが、新築でマンションを買った人の大半は損をします。マンションを買うとき、価格の計算ができていないことが往々にしてあるからですね。

当たり前ですが、マンションを建てたときがいちばん値段が高いです。ところが、マンションの物件の価値は新築・中古に限らずどんどん減っていきます。

これだけ考えると、老朽化していない新築マンションのほうが安く感じますが、マンションの価値は老朽化しているかどうかだけではありません。

その土地がどれくらい開発されるか、その時の地価はどれぐらいかなど、価格が変動する要素がたくさんあります。

その家の価値がどれぐらいあるか、複合的な観点から価値を見定めできない人から新築マンションを購入して損をするわけです。

計算できる人は、5%の利回りで、どれぐらいのリターンがあるのかなどを想定して買って、これぐらいの家賃で貸しても上乗せして5パーセントになるかどうかなどを査定しているわけです。

様々な観点から査定をする必要があるのに、世の中の家を売るセールスマンは2つの観点からしか売りつけません。

まずその方の給料引きます。そして今、住んでいる賃貸の家の価格を聞きます。そして、こう切りだしてきます。

「ローンを組んだらこれぐらいの家が買えます。しかも、いま住んでいる賃貸の家賃よりも毎月の出費が少なくなる。さらに、毎月払うお金は賃貸だと消えてなくなるだけですが、購入してしまえばそれはあなたの資産になります。」と。

世の中の人たちはこの理由でマイホームという夢を買い、損をしていきます。

その土地の将来性など、価格の変動リスクを提示せずに、毎月の支払いが資産になるかどうかだけで家を買わされているわけです。さらに、新築ならそれだけで値段は高い。だから、中古マンションを買う人より、新築マンションを買う人のほうが損をする人が圧倒的に多いわけです。

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